ヘンプ由来食品の世界市場成長率は 2033年までに 13.2%

世界のヘンプ由来食品市場規模は2033年までに48億7000万米ドル(約7兆円)に、その市場年間平均成長率CAGRは 13.12% と、インドのシンクタンクSpherical Insights社が発表。2023年は14.2億ドル(約2兆円)

・Global Hemp Based Food Market Size To Worth USD 4.87 Billion By 2033 | CAGR Of 13.12%(2024/8/28)
https://www.globenewswire.com/news-release/2024/08/28/2936746/0/en/Global-Hemp-Based-Food-Market-Size-To-Worth-USD-4-87-Billion-By-2033-CAGR-Of-13-12.html
同内容のYahoo!Finannce(アメリカ)掲載ページはこちら

こういった市場レポートは眉唾ものが多いのですが、大きく成長していくことは間違いないかと思います。気になった点を以下書き出していきます。よろしければ、ご参考ください。


・CBD食品/サプリメントも含めているようです。CBDが含むと、期待値が過ぎて、数値が膨らむことが多いので注意が必要です。(有料の本分では パートを分けて言及している模様。)ただ、冒頭の市場規模は、ヘンプシード(麻の実)由来食品が最も高いシェアをもつ、と記載あります。

・スーパーマーケット、ハイパーマーケット、コンビニエンスストア、オンラインストアなどに販売チャネルが分類される中、スーパーマーケットおよびハイパーマーケットセグメントが、最も速いペースで拡大すると予想。

北米は、世界のヘンプ食品市場で最大のシェアを占めると予想。北米は、消費者の健康意識の高まりにヘンプがあるだけでなく、栽培~加工~販売のサプライチェーンが築かれているのが大きいです。

・アジア太平洋地域は、世界のヘンプ食品市場における市場成長率では大幅に増加すると予測。日本を含めて、まだ一般普及している食材でない中、西洋型ダイエットの人気の高まり(グルテンフリー、ビーガン等)が起因となる。この地域が西洋型の食事トレンドに傾倒すればするほど、ヘンプ食品も需要は増加する、とみています。

・調査対象企業は以下のとおり。いずれも有名どころを抑えています。
Hempfoods Ltd.、Tilray, Inc.、GFR Ingredients、Hemp Foods Australia Pty Ltd、Aurora Cannabis Inc.、Naturally Splendid Enterprises Ltd.、Isodiol International Inc、Navitas LLC、Nutiva、T12 Holdings Pty Ltd.、Agropro、Compass Diversified、Canopy Growth Corporation、Hempco Inc.、Cool Hemp

関連記事

コメント

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。