海外における麻の実の飼料用途について Hemp Today Japan の記事です。この分野にご関心ある方、ぜひご覧ください。

・ヘンプシード飼料は動物や人間にリスクをもたらさないと発表[2024/9/12 : Hemp Today Japan]
https://hemptoday-japan.net/16910

動物への飼料(餌)用途として、いま各国で活用が期待されていますが、その規定状況はマチマチ。とくに麻の実に残るTHC最大許容含有量がポイントとなっています。THCが動物の体内に入ったときに、どのような変化をもたらすのか、、その安全性の判断は各国で分かれます。

つい先日、アメリカでも卵産鶏への飼料提供が合法化されました(といっても、記事にあるよう2PPMと厳しい基準です)。

大豆やトウモロコシといった従来型の飼料が世界的に値上がる中、麻の実の豊富な「たんぱく質」源を活かすことで、より持続的な社会構築ににつなげる可能性が高まっています。ヘンプ農家にとっても、オイル圧搾後の残渣(ヘンプケーク/ヘンプフラワーと呼ばれます)活用(現金化)は麻農家としての安定経営に欠かすことができません。

国際ヘンプ機構連合(FIHO)が、多くの家畜飼料試験を根拠に基準値を提案。結論としては「なんら問題ない」というもの。

(国際ヘンプ機構連合(FIHO)の詳細については、同じくHempTodayJapanさんの記事をご覧ください。各国のヘンプ振興協会を束ねている国際組織です。https://hemptoday-japan.net/12898 )

さらなる各国での規制緩和と普及拡大を期待します。

日本はどうかというと、国内で食用や飼料(小鳥等の餌)として流通する麻の実は、そもそもTHC成分が含まれていませんのんで、とくに動物飼料で用いることの制約はないです。

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